一条工務店のグランスマートで二世帯住宅を建てて、1年ちょっと経ちました。
二世帯住宅を検討していた頃は、
「実際に二世帯住宅に住んでみるとどうなのだろう?」
ということが気になってはいましたが、その情報は案外少なかったです。
音問題、親との距離感、光熱費のトラブル……よく言われる不安が、実際のところどうなのかが知りたかった。
この記事では、1年以上住んでわかったこと、想定外だったことや、よく言われる「二世帯の後悔」が我が家ではどうだったかを書いていきます。
二世帯住宅を建てたいきさつ
はじめから二世帯住宅を計画していたわけではありませんでした。
きっかけは土地探し中に見つけた300坪の物件です。
「この広さをどうやって使おうか?」
妻と「将来的にはもう一軒建てられたらいーよね」なんてあれこれ話している中で、
「二世帯ってのはどうだろう?」と軽い感じで聞いてみると快くOKしてくれました。
そして両親に聞いてみると少し考えたようですが、一緒に住もうということに。
こんな流れで二世帯住宅を建てることが決まりました。
結局その土地は購入せず別の土地にしましたが、二世帯計画はそのまま継続し現在に至ります。
実はあとから妻から聞いたのですが「お父さん、お母さんと一緒に住みたかった」と思ってくれていたようです。
二世帯住宅がうまくいくかどうかは、親世帯と血のつながりのない家族の気持ちが大切だと思います。
この気持ちのおかげで何の後悔もなく心地のいい、今の生活がおくれているのだと思います。
二世帯にして良かったこと
一条工務店の性能が二世帯住宅でも快適に機能している
一条工務店の全館床暖房と換気システムは世帯をまたいでも温度や湿度が変わりません。
子世帯から親世帯に移動するときの通路も、親世帯のリビングも、自分たちのリビングとほぼ同じ温度です。
環境差のことは何も考えずに世帯間の移動できます。
また子世帯の1階には客間がありますが、身内が来た時は親世帯との往来も多くなります。
そういった時もどの部屋も温度が均一なので、世帯間の扉を開けっ放しにして1軒の家のようにシームレスに使えます。
親との距離感が生活に良い影響をもたらしている
二世帯に住む前は両親と車で数時間の距離に住んでいました。
健康ではありますが年齢的にも心配でしたし、特殊詐欺なども物騒で離れて暮らすことへの不安はありました。
一緒に住めばお互い安心感が生まれています。
生活面でも良い変化がありました。
野菜・果物・作った料理などをお互いにおすそ分けし合うようになり、食のバラエティが豊かになり、また外食も一緒に行くことが増えました。
会う・会わないは自分たちで決められる
偶然顔を合わせるのは庭に犬を放しているときくらいで、意識して会いに行かなければ数日間、顔を合わせないこともあります。
会う・会わないは自分たちの意思次第なので、プライバシーや過干渉の面でのストレスはありません。
一方で会いたいときはドア1枚開ければいつでも会えます。
この距離感がちょうど良いと、1年ちょい住んで改めて感じています。
想定外だったこと・率直な感想
最も心配していた音の問題は、集合住宅と同じように上下の生活音が聞こえてくることはあります。
最初は多少気になりましたが、身内だからというのもあるのか、今ではほとんど気になりません。
聞こえやすい音と感じる音は以下の通りです。
1階から2階に伝わる音
- 男性の会話
- 椅子を引きずる音
- グレイスキッチンの飾り扉を引く音
- 電動ハニカムシェードのモーター音
比較的低い音が伝わりやすい気がします。
2階から1階に伝わる音
- 洗濯機の音(特に脱水時)
- 犬の鳴き声
- 掃除機の音
- たまに足音
親世帯いわく「想像していたよりも静か」とのことです。
2階にはカーペットを敷いてクッション性の高いスリッパを履いているの音対策になっているのだと思います。
よく言われる「二世帯の後悔」と我が家の実情
よく挙げられる二世帯住宅の後悔例には次のようなものがありますが、我が家の状況がどうであったかを1つずつ簡単に紹介します。
生活音が気になる・気をつかう
音が聞こえることはありますが、もともと騒がしい生活をしていないこともあり、慣れたらあまり気にならなくなりました。
家に友人を呼びにくい
来客時に会話が多少聞こえることはあります。
頻繁なわけではないので、むしろ楽しそうに過ごしているし、いーんじゃない、と思っています。
両親の介護が大変
今は介護は必要ない状態ですが、もし必要になったら離れていよりも近い方が対処しやすいはずです。
光熱費でトラブル
水道は別々、電気は別にするか迷いましたが共有し、電気代は折半しています。
太陽光パネルと蓄電池のおかげで電気代は前住居よりもかなり安く、あまり気にしたことがありません。
ただ将来賃貸に出すケースも想定して、電気メーターを分けた場合の条件と費用を設計時にきちんと確認してから決めた方がよかったなと思っています。
外回りの掃除や手入れで揉める
庭や植物が好きなので手入れも掃除も今のところは苦にならず、揉めたことはありません。
犬がいる二世帯住宅ならではのこと
チワワ2匹と親世帯の関係
チワワのチョコとくろは両親が大好きで、人が親世帯に行こうとするのを察して一緒に行きたがります。
別々に住んでいたときはなかなか会いに行けなかった両親宅に、今はしょっちゅう遊びに行けます。
気分転換になっているようで楽しそうです。
私たちだけで親世帯に行くと寂しいとずっと吠え続けるので、ちょっとした用事で行くとき以外はいつも連れて行くようにしています。
庭全体がドッグランだから、両世帯で楽しめる
チョコとくろは毎日庭に放しており、ときどき両親も一緒に遊んでくれます。
「犬のためのドッグラン」ではなく「庭全体がドッグラン」なので、食事・バーベキュー・お茶など、犬と一緒に両世帯で庭を楽しむことができます。
間取りを振り返って、住んでみてわかったこと
親世帯の収納は意外と足りていた
設計時に読みにくかったのが親世帯の収納ボリュームです。
引越しの際にどこまで断捨離するかが予測しにくく不安があり、足りなかったら子世帯側の収納に入れようと考えていました。
引越して荷物の整理をひととおり終えると、子世帯で預かっているのは冬用の布団くらいです。
一条工務店の家は冬布団も薄めで枚数も少なく済むこともあり、充分に吸収できる容量でした。
父の部屋は荷物が多くゴチャついていますが、「物が手元から近くて良い」と言って使いやすいように工夫しています。
大型家具の搬入動線は設計時に確認を
引越しの際に想定外だったのが大型家具の搬入です。
2階世帯への大型家具の搬入動線は、設計時に必ず確認することをおすすめします。
我が家では冷蔵庫がボックス階段を通過できず、バルコニーから搬入することになりました。
幸い無事に搬入できましたが、バルコニーまでの引き上げ方法と掃き出し窓の最大開口幅、搬入物のサイズは設計時に必ず確認が必要です。
これから二世帯を検討している方へ
1年ちょっと住んでみて、二世帯にして良かったと感じています。
冒頭でも書きましたが、間取りや設備の工夫も大切ですが、それと同じくらい大切なのが、親世帯と血のつながりのない家族の気持ちだと思います。
我が家の場合、妻が「お父さん、お母さんと一緒に住みたかった」と思っていてくれていたことが、今の心地いい二世帯生活につながっていると思っています。
一条工務店の性能は二世帯においても存分に発揮されます。
どの部屋も温度が均一なので世帯間の移動にストレスがなく、高齢の親世帯にとっても暮らしやすさに直結します。
間取りや設計の詳細、二世帯住宅に関する費用はこちらの記事をご覧ください。





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